上がった株価は必ず落ちる。しかし下がった株価が上がるとは限らない。

どんな会社にも旬(ピーク)がある。
時代は変化していくのが当然だから、
(当然視しなくてはならない)
話題だったあの会社もやがて廃れる。

よって株価も長いスパンで見れば、
「山」か「滑り台」のようなチャートを作る。

もし「U字」を作っているチャートがあるならば、
会社の方針を180度変えたか、
新機軸を打ち出したからだと思っていい。
(経営者が変わったのが影響か)

「社歴が長い=創業経営者も若くない」ですから
歳を取るとどうしても頭がついていけない。
それはそういうものだからどうしようもない。

これを読んだあなたが20代で若いなら
今このことを理解できなくてもいい。
でも分かる時が必ず来る。

私は経営においてリストラ(首切り)には反対だが、
稲盛和夫さんがJALで
リストラしたことを怒ってはいない。
歳を取れば「首切らずに立て直したるわい!!」という
元気や気概は持てなくなる。
周囲の期待に応えねばならぬという重圧もあってか
贅肉落としを断行せねばいけなかった。
渋々ながらも。
それを私は理解している。

株を買っている(保有している)人は
時代のトレンドに合わなくなった会社の株を
買ってはいけない。
保有しているのならば即売れ。
そして空売りのポジションを取れ。
短期トレーダーの方は
業種や業績を見ない・考えないこと。
私にはそれくらいのアドバイスしかできません。

しかし社歴が長いということは
打たれ強いことも意味する。
経営者が中高年のオヤジだとしても
部下や従業員が必死に盛り立ててくれているのでしょう。
だから下から愛される会社の株は
買って保有もいいのではないか。
責任は取れないが。

「どんなリーダーが周囲から愛されるのか?」

謙虚で柔軟で全部さらけ出せる人。

私はそう思います。

話しがズレてしまったが、
株価はやがてゼロ円(倒産)に向かっています。
これは投資家の方は是非知っておいて下さい。

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