トレードと投資は違う。

堀哲也さんのこの株式の本を読んだ。

結論:読まなくてもいい

理由:トレードと投資がごちゃごちゃだから

トレードは、チャートなどのテクニカル指標を使う。
期間は1日~半年以内で決済してしまう。

投資は、EPS・PER・ROE・配当率などの
ファンダメンタル指標を使う。
期間は2~10年間と長く保有する。
(長期トレードとは言わない)

P179の“損切りは必要な時だけ行う”
と言っていることから、
堀さんは投資をしているようです。
なぜならトレーダーならば、
含み損が拡大しないうちに
損切りを断行せよと言うから。

P88で業績の良い銘柄のチェック項目に
“従業員が増えているか”とある。

「増えている=業績がいい」
ならば
「減っている=業績が悪い」
となる。

人件費削減のリストラで株価が上がることもある。
買う理由にはなりません。

業績が良いという事実があるとして
それが自分に伝わった時点で織り込み済み。
私は業績なんて気にしません。

堀さんは空売りについて言及していない。
ということは上げ相場の時でしか儲けられない。
彼は時にナンピン買いもしていることから
いずれ退場すると思う。
もしくは資金を大きく吹き飛ばす。
悪材料が出ていなくて業績のいい会社でも
株価がどんどん下がる場合がある。
リーマンショック時のように。
損切りを習慣化していないと退場になる。

本の一部がこのリンクに載ってますね。
http://www.njg.co.jp/post-21195/

あまり悪口になるので言いたくないが、
私は上記のほぼすべて反対です。

(トレードの場合)

自分の売買ルール通りの売買なら
たとえ損失を出したとしても
それはいいトレードです。

他人の意見は知らなくてもいい。
自分のルールさえきっちり守りさえすれば。

負けた時だけではなく
勝った時でも売買日記をつけて
後から読み返し、
ルール通りにやれているかチェックする。

夜眠れないくらいの大きなポジションは持たない。

口座の資金がすべて無くなっても平気なように
捨て金でトレードする。
勝とうとすれば負けるからです。

有望な(儲けさせてくれる)株など1つもない。
株価の動きにタイミング良く乗るだけ。

(投資の場合)

買ったら持ち株のことは忘れてしまえ。
チェックは1年に数回でいい。
長期保有なのだから
少しの上げ下げに一喜一憂しない。

堀さんのご健闘を祈っています。
できれば空売りも覚えてもらえればと思います。

こっちの本は安いけどいいこと書いてます。
マンガで分かりやすいと思います。
おすすめです。

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