普通の人は負ける。負け続ける。

この過去記事でJALを売れと言ったが、
その後どんどん上げていった。
さすが逆指標男=私(笑)
1度損切りして撤退しました。

JALを売れ売れ!
バフェットさんが航空株をすべて損切りした。 (数千億円規模か) 大口のバークシャーが売り払ったということは 当分の間、航空銘柄に大口資金が来ない。 資金の流入で株価は上がるので 上がらない株を買いたい奴はいない。 だから航空株は上がらない。...

しかしながら6月12日現在
売りの態度・姿勢は変わっていない。

バフェットさんは
航空株をすべて売り払ったと言った。
でも米国経済の強気は変わっていない。

これは矛盾。

なぜなら経済はお金の循環のこと。
お金を持っている人の移動に支障をきたせば
経済にも支障が出る。
これは自明の理。

ということはバフェットさんが
全航空株の売却と米国株の強気保持とは
明らかに矛盾している。

もう一つある。
記事にあるが
石油に対しても採算が合わないと悲観的。

産業界にとって
現代文明社会にとって
石油は絶対に欠かせないもの。
石油なくして産業は成り立たない。
発電、燃料、プラスティック、ビニール、その他
あらゆるシーンで使われるのが石油。

それが儲からないということは
経済の血液であるお金の循環が悪くなっている証拠。
すなわち景気は良くなっていない。
それなのになぜ米国株に強気でいられる?

バフェットがこの矛盾に気が付いているのだろうか?
私は気にしていると思う。
だが自分のポジションに固執してしまっていて
態度を変えることができないのではないか。
(自分のポリシーを変えるのは精神的苦痛)

彼は「業界の1番を買いなさい」と言う。
それは2番以下は買ってはいけないということ。
(私はそれに賛成です)

もし彼が「策士」ならば
彼が航空株を処分していく最中
業界2番以下の株も処分したと思う。
現在保有しているのは業界1番のみ。
そしてその後の上昇中に
業界1番以外に空売りを仕掛けたと推測する。

でも彼は自分の発言と裏腹な行為をしない人だと私は信じる。

とすると
バフェットさんも心を持った人間だということ。
思考力・判断力・実行力が衰えていく普通の人間。
快楽を追求し、苦痛を避けたがる動物、人間。

ならば我々はどうするか?

バフェット信者は
業界ナンバー1だけ保有。
それ以外を持っている人は処分してしまえ。

信者ではないなら
業界2番以下を空売りしていけ。
(業界4番以下が確実かも)
経済は弱気でいい。

2020年6月11日のダウは1800ドルも下げた。
今年はジェットコースターのように
乱高下が激しい相場になる。

経済は弱気だから売り姿勢でいいと言えども
大負けする場合も確実に出てくる。

私は普通の人間です、と思う人がいたら
株式から一時手を引いてしまうのも賢明です。

それでも相場の世界にいたいなら
全力信用(借金取引)は命取りだと知って下さい。

小遣い程度でトレードして遊ぶという感覚なら
快楽の範囲で楽しめます。

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