男は、命を賭して戦えるものを求めている。

(全5巻)

このマンガの最終巻である5巻に
こんなセリフがある。

満吉:
「教えてくれ志麻ああああーっ!!
ワテら何のために相場張っとるんや!!
何のために戦っとるんやあああ~!?」

志麻:
「おれにも分からない。分からないから
いつか分かると信じて相場に命張ってるのかもしれん」

「金を儲けたいだけなら
人は相場なんて張らない」

(架空の物語ですが、1度読んでみて下さい)

『なぜ人は世に何の付加価値をもたらさない
相場などにそんなに熱くなるのか?
金儲けなら他の方法もあるというのに』

私が考えるところ。
相場をやっている人は情熱家で、
残念なことに人生に熱くなれるものを他に持っていないから
(もしくは自分の世界が狭くて、他を知らないから)
情熱を注げる世界として相場で生きているのだと思う。

孔子が
「ダラダラと生きている人間よりも
一か八かの博打をやっている奴の方がマシだ」
というようなことを言っている。

現代日本人の多くは平和ボケで生ぬるい人生を送っている。
(私もそれに入るだろう)

こんな人生でいいのだろうか。
もっと無我夢中で取り組めるものがあれば
俺の人生は充実するのだがなあ。
一度でいい、ぶっとばしてみてえなあ。

“この命を賭けられるだけの何か”

それが相場なら私はあなたを引き止めない。

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