勝率を考えるな。

FXトレーダーの田畑昇人さんの本を読みました。

彼の手法は
・テクニカル分析
・時間帯
・オアンダ
の3つを考えるというもの。

オアンダとは、
FX参加者の売り買いポジションの数量(オープンポジション)や
注文価格の数量をグラフにしたもの(オープンオーダー)
を提供するFX会社です。
誰でも無料で閲覧できます。

『オアンダ』

時間帯とは、
日英米の株式市場の動きは為替にも影響し、
株式市場が終了する1時間前は
明日どうなるか分からないことから、
ポジションを決済する人が多いだろうとして
逆張りをするというもの。

彼のテクニカル分析は、
抵抗線と支持線、ダウ理論、窓埋め、ボリンジャー、MACDと
いろいろ使っている。

私が気になったのは
彼は勝率(7割らしい)にこだわっているというところ。
損切りが大事なのを力説しているのにも関わらず、
(損を小さくするように上手に負けましょう。と)
勝率を大事に考えるということは
エントリー回数が少ないということ。
彼はデイトレーダーであり
リスク・リワード=1:1
に設定している。
エントリー回数が少なくて
どうして資金を増やせるのか。
ハイロットにしているのだろうか。
そうでもしないと年率50%の資金増加は難しい。
でもハイロットにすると
スプレッド(取引手数料)がかかる。

https://shototabata.com/

彼のブログを読むと
おすすめFX業者は日本の会社ばかり。
スプレッドは小さくていいのだが
(実はシステム上でトレーダーに不利な細工がしてある)
日本ではレバレッジ25倍が
最高と法律で決められているから、
ハイロットならば海外FX会社を使わないとダメです。
大金持ちなら別だが。

ちょっと矛盾があっておかしい。

この本が上梓されたのは2015年2月。
もう4年が経っているので
彼のFXに関する考えも変化していると思う。

あなたに言う。
勝率はたとえ2割3割でもいい。
(損小損小損小…ならば)
リスク・リワードを1:3以上なら
(利を伸ばす・利を乗せていく”利大”を心がけさえすれば)
トータルで見たら利益を出せている。
(それまでの損失を1発で取り戻せることも十分可能)

伸びそうなところでエントリーできればいいのだが、
どうなるかは後になってからでないと分からない。

得意なチャートのところだけエントリーを待ち、
ハイロットで一気に勝負をするのか。
トレンドに乗れるまで小さな損切りを繰り返し、
トレンドが来たら利乗せしていくか。

どんなやり方でもいいが、
勝率にこだわるのは良くない。
そこにこだわるのは損したくない気持ちがある証拠で、
損切りする際にいちいち感情が邪魔する。
人は痛みを回避したがる動物なので
損切りから逃れようと
自分の売買ルールを破るようになる。
つまり素早い損切りができなくなる。

勝ち負けを意識するな。
お金の増減に目が行ったら負け路線まっしぐらだ。
なぜなら負けを愛するようにならないと負ける世界だから。
相場とは。