楽天家が多いから株高になる。

コロナで大打撃を受けた世界経済。
それなのになぜダウや日経が上がっているのか?
この株高現象の理由は何なのか?
それはいつまで続くのか?

竹中平蔵氏は
海外投資家が日本株を買っている理由を

1、日本株は簿価に比べて低い(割安株)
2、潜在的テクノロジーと人材への期待

とみなしている。

・規制改革
・労働市場改革
・コーポレートガバナンス改革
・デジタル庁やグリーン基金の創設
・欧米での株主資本主義から
ステークホルダー資本主義の日本への評価
・コロナでの死傷者が少ない=日本の底力

海外から日本経済の見直しの動きをされだしている。

・ワクチン接種はグローバルスタンダードになる
・GoToキャンペーンは再開すべき
・東京五輪のための来日人数は数万人しかいない
(でも世界人口の7割がオンライン観戦)

★日本の明るい話題4つ

・デジタル庁
・グリーン基金
・スーパーシティ
・統合型リゾート施設

竹中さんは断言してませんが、
村上世彰さんの「日経4万円台説」には
説得力があると認めている。

極東証券

極東証券の会長、菊池廣之さんは
「市場空前のカネ余りで、理屈抜きで行くところまで行く」
と2月16日の日経新聞で言及した。

日銀による買い支えである官製相場は
タブーでも何でもない。
1960年代からしてきたこと。
ビビるな、強気で買え、と。

大企業は475兆円の内部留保を貯め込んでいる。
家系では外出自粛で出費が減っているし
補助金の支給もあって、
経済市場にカネが相当ダブついている。

定期預金の金利は0.002%。
逆に株式配当は4~5%の銘柄があるので
日本の個人資産の現金預金1008兆円の幾分かは
株式市場になだれ込むはずだ。

メガバンクに眠る預金が
インカムゲイン目当てでメガバンク株購入に向かう。

タバコのJT(2914)は減配を発表したが、
それでも配当率5%以上ある。
日本はダメだけど世界市場に目を向ければ
タバコ需要は旺盛。
低迷している今が買いのチャンス。

2050年までのCO2排出ゼロにするという政府の公約。
国策である脱炭素対策で
電力会社各社は火力発電を減らしてくる。
その代わりに原子力発電を再開しないと
夏の電力需要に対応できない。
原子力再稼働が決定次第、収益改善で
株価反転上昇が始まるのではないか。

消費税増税だろうが、金利が上がろうが、
増税派バイデンが何をしようが関係ない。
ダブついた資金は株高の原動力になる。
日銀がETFを売ってきたというニュースが出たら
売り物が出たぞ、と喜んで買い向かえばいい。

菊池さんは日経がいくらまで上がるのかを
はっきり言っていない。
バブル最高値越えをするのか、
当然のように4万円以上になるのか。
雑誌取材陣との対話において
口角泡飛ばす勢いで読者に語りかける口調から
4万円は楽勝だろうというように私は読み取れる。

上の雑誌には「黄金銘柄55」とあるが、
取り上げられている銘柄は自動車株や金融株。
それを知るために雑誌を買う必要はないです。

ただし銘柄選定を間違えてはいけません。

どんな好況時でも倒産する会社はある。
東証一部だろうがダメな会社はダメ。

時代の流れに沿っている会社の株を買うことです。

「なぜ日経やダウが上がっているのか?」

いつの時代であろうが
ピンチをチャンスにしようと必死な企業家がいて
経済社会を誘導していこうとするから。

投資家は株式で儲けようと必死で勉強し、
大事なお金を投じることを厭わずに株を買うから。

未来悲観論者では経済を回せない。

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