RPAホールディングス(6572)には
悪いところ(×)がない。
少なくとも私にはその短所や欠点が見つけられない。
●=マル
▲=サンカク
×=バツ
高橋知道社長の起業前の経歴は、
一橋大卒業後
アクセンチュアというコンサル会社に入社。
次にソフトバンクに入社している。
アクセンチュアHP:
https://www.accenture.com/jp-ja
この会社について詳しくありませんが、
世界で初めてコンピューターを導入した
コンサル会社らしい。
●最先端技術に熱心な頭脳派の会社に見えます。
インタビュー記事:
https://brandtimes.jp/leaders-post/rpaholdings/
この会社で学んだテクノロジーや経営戦略、
新規事業立ち上げの専門ノウハウを、
まだインターネットが日本で普及する前、
情報革命を掲げるソフトバンクにて
思う存分発揮し、
スカイパーフェクトTVという
新規事業を立ち上げる際に
その面白さや喜びを知って、
ついに2000年には起業する。
当初は、大企業向けに
新規事業コンサルティングを販売していたが、
リーマンショックで仕事が急減した。
次の事業を模索していく中
ロボットアウトソーシング(RPA)という技術を知り、
●業界に先駆けて
2008年に「ビズロボ」の提供を開始する。
『変化は最大のチャンス』
共同創業者の大角暢之さんも
高橋社長と経歴は同じ。
アクセンチュア時代の
先輩と後輩の関係だったかも。
この2人で株式の半数を持っている。
高橋:45.8%
大角:9%
●よって株主に悪いようにしない会社だと推測できる。
▲株主への配当金無しなのは配当2重課税が嫌なのだろう。
●社員数は少数精鋭で機動力がある。
単独10人
連結112人
●社員1人当たりの平均年収800万円で
売上比率としての固定費負担は軽い。
●RPAはまだ“導入期”で、
9割の企業が知らない。
(中小企業なら99%知らない)
成長余地が大きく、まだ眠れる市場。
▲それを狙って競合他社がこれから出現してくる。
▲営業利益率は11%と
私からすると良くないが、
上場企業全般で言うなら優秀な方。
▲それはなぜなのかは
業界シェア1位が巨大企業NTTだから、
製品サービス価格を上げにくい。
新技術に不安や恐れを抱く経営者でも
気軽に導入してもらおうとすれば
低価格にせざるをえない。
●それでもRPAの先駆者としての実績がある。
●高橋社長のビジョンは
「人とデジタルロボットとの協働」
と揺るぎがない。
その証拠は社名がRPAだから。
●専門特化して経営するのは
競争戦略において重要です。
●この分野は発展の可能性が未知数で
斜陽産業とは程遠い。
現在の株価について
割安だとは断言できないが、
この会社にバツがないところを理解できれば
(誰か、もし欠点があったら教えて下さい)
まだまだ初動の段階なのではないか。
以前言及したマネックスよりも
断然イイ会社です。
結論:
▲私の本命はRPAホールディングスに変更します。